こんにちはあみです。
ママから相談を受ける中で
多い内容に
「ママの仕事」についてがあります。
・仕事は好きだから続けたい
・経済的にも働きたい
・キャリアを崩したくない
想いはそれぞれですが
みんな復職の壁に当たっています。
そこで今回は
実際の調査内容を参考にしながら
医療的ケア時のママの
就労の現状をみていきたいと思います。
①ママの就労率
2歳~24歳の医療的ケア児を
対象とした調査では
母親の就労率は42.7%であり、
そのうち68.8%はパートタイムであった
と報告されています。
私はこれを聞いて
思ったよりも多いな
と思ったのですが・・・
これにはひとつ
大きな特徴があったんです!
②ママの仕事の特徴
就労している42.7%の母親のうち
53.1%は専門的・技術的職業だったのです!
つまり例えば看護師などの
国家資格を持っていたから
パートタイムでも雇用してもらいやすく
就労に繋がっていたのです。
そう考えると
資格などを持たないママの就労率は
もっと低いとうことです。
さらに、
就労している42.7%のママの
6割以上の職場は従業員数30名以下の
小規模な事業所であったとも報告されています。
つまり、一件福利厚生の
しっかりしていそうな
大企業で働くママは
ほとんどいなかったのです。
そう考えると
大企業ではまだまだ
突発的なイベントにより
休業を余儀なくされる
可能性が高い
医療的ケア児の母親への配慮は
足りていないということです。
③環境や子供の年齢は就労率に関与するのか
祖父母の協力があったり
子供の年齢があがり
デイケアの利用ができることで
就労率は向上するようにも思えますが・・・
近年の調査ではどちらも
関与しないと報告されています。
例え祖父母と共に生活をしていても
・祖父母が働いている
・祖父母が高齢で子供の世話が見れない
などが影響していると考えられます。
また、デイケアなども
・数やサービス内容に地域格差が大きい
・教育機関の対応が定まっていない
などが原因としてあげられます。
さいごに
今の日本の現状では
医療的ケア児のママが
就労することは
非常にハードルが高いことが
よく分かります。
医療的ケアが必要なお子さんも
その家族も
もっと快適に自分の人生を歩める社会に
日本が変わっていかないといけません。
私も小さな声ではありますが
発信を続け
ママたちを少しでもサポートできるよう
日々努力していきます。
私なんて・・・
とは思いません!
みんなで日本を変えていきましょう。
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