【赤ちゃんの奇跡の回復力】脳の可塑性を知る

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突然ですが、

「脳の可塑性」とい言葉を聞いたことは

ありますか?



少し難しそうに聞こえると思いますが、

分かりやすく説明するので大丈夫です。



特に脳性麻痺やPVL

急性脳症などの

後天的な脳障害を起こしたお子さんを

持つママにはぜひ読んでもらいたいです。



一緒に学び

お子さんの可能性を

お子さんの世界を

広げていきましょう。



はじめに



一度傷ついた脳神経は戻らない

と言われています。



しかし、リハビリなどによって

失われた機能を取り戻していくことは

可能です。



一部の脳神経が損傷したとしても

正常な脳神経はきちんと残っています



その正常な脳神経を

リハビリによって刺激し、

損傷した脳神経の代わり

してくのです。



この失った脳神経の機能を補うこと

「脳の可塑性」といいます。



もう少し詳しく説明しますね。


脳の可塑性とは?

近年、脳科学分野では

損傷した脳神経の周囲に

新たな神経回路(迂回路のようなイメージ)が

できる現象が報告されています。




この現象は

残った脳神経が損傷した脳神経を

補うために

神経回路のつなぎかえ

行われたことから起きたと

考えられています。



神経回路を繋ぎ変えることで

失われていた機能が

回復していくということです!

脳の可塑性を促すためにできること

脳の可塑性は安静にしていては

起こりません。



可塑性を促すには

失われた機能を中心に

刺激を入れていく必要があります。



刺激を入れるというのは

視覚・触覚・味覚・嗅覚・聴覚・前庭覚・固有覚

7感を刺激することです!



麻痺があれば麻痺側をしっかり動かし

麻痺側に沢山触れて刺激を入れてあげます。



意識や覚醒(意識がはっきりしている状態)が

悪い場合は

覚醒をあげる刺激を沢山いれてあげたいですね!



身体を動かすのも良いですし

外気浴をすれば沢山の

感覚を得られます。



そうやって沢山刺激を与えることが

脳の可塑性に繋がると考えられます。



さいごに

いかがだったでしょうか?


脳の可塑性については

まだまだ研究段階です。



これからもっともっと研究が進めば

もっとよい理学療法も

提供できると思います。



お子さんへの刺激の入れ方は

お子さんによって違います。



あなたのお子さん向けの

刺激の入れ方を知りたいママは

あみに相談してください。





それではまた、お会いしましょう。

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