こんにちは!
ダウン症のお子さんは
低緊張で
運動面の発達がゆっくりになることは
よく知られていると思います。
では具体的にどんな
運動発達面の特徴があり
どんなサポートをママができるのか
今回はそれをお話しようと思います!
ほんの少しの工夫や
ほんの少しの遊びでも変化は生まれます!
今日から一緒に
取り組んでいきましょう!
ダウン症時の運動発達面の特徴
①コンパス座り
これはうつ伏せから
おすわりになる際に
または逆の際に
足を180度開脚して
姿勢を変えることをいいます。
コンパス座りは決して
悪いことではなく
無理に辞めさせる必要はありません。
ではどういったサポートが必要か?
それは足の外側に手を着く経験を
させてあげることです!
コンパス座りだと、
両手は両足の間にあるので
足の外側に手をついて
重心を移動させる経験が
乏しくなります。
だからこそ、
遊びの中でおもちゃで上手く誘導し
足の外へ手を伸ばす動きを
取り入れてあげましょう!
この動きを練習しておけば
その後の発達面でのつまづきも
少なくなります。
②扁平足・外反足
扁平足は土踏まずがなく
平べったい足のことですが、
外反足はあまり知られていないのでは
ないでしょうか?
外反足とは
お子さんが立っている時に
後ろから足首をみて
踵とアキレス腱が真っ直ぐではなく
曲がってしまっている状態のことです。
足首が内側に倒れてしまっている
状態ですね!
扁平足に関しては
土踏まずができてくる時期は
4歳頃なので
それまでは心配無用です。
それよりも外反足の方をチェックしてみましょう!
もしも足首が内側に曲がっている場合は
足首周りの筋肉を強化していきましょう!
・冷蔵庫のマグネットを取るなど
つま先立ちをする遊び
・たったりしゃがりを繰り返す遊び
・不安定なクッションの上などに
立つ遊び
を取り入れてみましょう!
ハイカットの靴を選ぶことも
対策の一つです。
③反張膝
反張膝とは
立った時に膝が伸びすぎてしまう状態
のことをいいます。
これは低緊張で
ふとものの前側の筋肉が
弱い場合によくみられます。
対策としては
・立ち座りの運動を沢山取り入れる
・膝立ちで遊んでみる
・ハイハイを沢山する
→歩き始めたお子さんにも有効です。
坂道を登ったり階段を
よじ登るのもよいですね!
④猫背
体幹筋の弱さと
低緊張で疲れやすいことが原因です。
今日運動して
明日良くなるものではないので
時間をかけてゆっくり
修正していきましょう。
猫背の改善には
①腹筋の中でも特に
腹横筋を鍛えること
②筋肉の持久力をつけることが大切です!
オススメの遊びとしては
①お手伝い感覚で重たいものを運ぶ
②外遊びを楽しむ
まだ安定して歩けないお子さんなら
③こちょこちょこそばして
いっぱい笑う
④両手を上にあげるような遊びを取り入れる
例)少し高いところにある太鼓を叩いたり
例)好きなおもちゃをローテーブルの上に置いてみたり
上手くおうちの環境を
整えて楽しく鍛えていきましょう✨
さいごに
いかがだったでしょうか?
どの特徴も
ママが簡単に取り組める
対処法が沢山あります。
他にも色々と運動面の発達で
悩みがあると思います。
そんな時は
気軽にあみに相談してください!
それではまたお会いしましょう!
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